Ravel: Daphnis et Chloé

その昔デュトワがN響の常任指揮者だったころオールラヴェルのプログラムでこの全曲を聴いた。今となっては細かなことは覚えていないけど、風の音を鳴らす楽器と本番途中であった地震のこと、そして「夜明け」の音楽の精妙さと、原因不明のノスタルジーはいまでも記憶によみがえる。帰り道でクラシックオタクっぽい男たちが「夜明けでマジ泣きそうになった」とか言ってるのを聞いて、普段だったら「プ」とか思いそうなところを本気で共感したなあ。調べてみたらそれは97年12月6日のことでした。遠い昔の出来事だ。

ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲
モントリオール交響合唱団 モントリオール交響楽団 ハッチンス(ティモシー) ラヴェル デュトワ(シャルル) ラクールス(ルネ)
ユニバーサルクラシック (1999/06/02)
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