桜と回復の日々

コロナに感染してから7日が経ち、少しずつではありますが回復の兆しを感じています。まだ咳や痰が残り、体もだるいですが、久しぶりに外に出てみました。外に出ると、満開の桜が目に飛び込んできました。こんな時に感じた複雑な感情を書き留めてみます。

コロナにかかってからの一週間は、自宅で静かに過ごす時間が続きました。毎日、体調の変化に一喜一憂しながら、回復に向けてじっくりと時間をかけている状態です。この間、外の世界は本格的な春へと移り変わっていきました。そして、感染から7日目にして、ようやく外の空気を吸うことができました。体はまだ完全ではなく、咳や痰も残っていますが、桜が満開の公園まで足を運ぶことにしました。公園に着くと、目の前に広がる桜の景色に一瞬で心が奪われました。桜の木の下で立ち止まり、見上げる花々は、どこか慰めをくれるようでした。長い間家にいたことで忘れかけていた、春の訪れや自然の美しさを改めて感じることができました。桜の花びらが風に舞う様子を眺めながら、この一週間で感じた不安や孤独が、少しずつではありますが和らいでいくようでした。この短い時間でしたが、桜を見ることができて本当によかったと思います。病気との戦いの中で見つけた、小さな幸せの瞬間です。これからも回復に向けて、一歩一歩進んでいきたいと思います。