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今日はシーズン最後のコンサート。
ディティユーの曲（寝てた）とベートーヴェンのピアノ協奏曲1番と展覧会の絵
というもの。このオーケストラはトランペットの首席がなぜか異様に下手なの
で展覧会の絵は今ひとつ。マーラーの5番の冒頭でもだめだったし、もう少し
がんばって。だけどなんといっても今夜の主役はピアニストのランラン(langlang)
だった。中国人でパンダみたいな名前だけど22歳の男だ。名前は少し聞いた
ことがあったし、DGからCDが出てるなあ中国マーケット向けかなあというくら
いにしか思っていなかったんだけど、ホロヴィッツの再来かという文句も理解
できるほどのテクニックとグールドみたいな姿勢や左手の動きや若さを感じさ
せるくらいのアグレッシブな音楽性もいい。今後も注目していこう。