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直接的には損害をこうむってないからいえるわけだけど、堀江の逮捕は一つのテレビドラマの終わりのような寂しさを感じさせるな。次のシーズンはあるのか?それにしても日本の株式市場に対するナイーブさっていうのはバブルを経験しても変わらないな。

はてなブックマークのトップにあったこれ

そして、新興市場のベンチャーは、その財務諸表やIR資料をきちんと分析・理解すれば、その時価総額の数十分の1の価値もない企業がほとんどであることが分かる。ただ、ヒルズIT村の外部の人間は、だれもそれをやる情報とスキルをもたないというだけの話だ。それは、ヒルズのIT村の公然の秘密だ。

時価総額が算出できる上場してるベンチャーなら財務諸表レベルの情報(ライブドアがいわれてるみたいに大幅に数字が改ざんされてる可能性はあるかもしれんが)がないということはないし、IR資料や事業計画は個人投資家かピュアなテクニカルチャーティスト以外の投資家は分析するよな。普通。それがどれだけ役に立つかは別問題として。GoogleのPER90倍超はインチキ?

しかし、ほんとに一部の例外をのぞき、ほとんどすべてのITベンチャーがインチキプレスリリースをだしまくって、株価をデタラメに水膨れさせてるのに、なぜ、警察に捕まらないのか?

インチキプレスリリースというのがすごそうに見えるけど実際は売れない商品やサービスのことを言ってるのだとしたらXBOX360なんかどうなるというんだ。応用すればXBOX360マイクロソフトの株価が発売前(11/22アメリカで発売)は上昇してその後日本で売れず(12/10発売)に株価は下がりました(そのほかの要素は無視)と解釈して、だからビルゲイツを逮捕できると思うのだろうか。

その投資家がリスクをとってリターンを期待するのはすべて投資家自身の判断だからな。どこの国だってバブルが崩壊したときに経営者が詐欺罪で捕まるなんてことはない。

こちら(id:matsunaga)もいつもは論理的なエントリなのだけどここでは投資とサービスに対する対価がごっちゃになってしまっている。ライブドアが適法な範囲で事業をしていて1000円払って(投資して)その投資が500円の価値になってしまおうがそれは投資家の責任で、ライブドアのサービスに1000円払ったけど、他の会社での500円レベルのサービスでしかないというのはまた別の話。

自分が与えられた以上の価値をその代償として提供しようとしているのかどうか、ということが肝心なところなのだ。株の増資やなんかで何億円という資産を手に入れたのだとしたら、それ以上の利用価値をライブドアという企業が与えていたのか。1000円払って900円くらいのサービスが与えられれば、まあ文句は言えないが満足はできまい。しかし、1000円の投資に対して1500円、2000円くらいの価値あるサービスを提供できるのなら、それは過剰に与えた分が必ず信頼や好意として返ってくるはずである。

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