Baltimoreの空港であと2時間くらい飛行機を待たなければいけない。昔は金を払わなければ全く使えなかった空港内のwifiが無料で(15秒の宣伝をみて15分間。boingoという会社のサービス)使えるのでipod touchが役に立つ。有料でのユーザーは数が伸びなかったんだろうけど、この先いつまでサービスが持つのかなという気もする。つい先日もフィラデルフィアで街全体をカバーするwifiが収益悪化でダウンしそうになったのを地元の投資家が救済したというニュースがあった。広域のwifiは3gの携帯や、いずれwimaxとかに置き換えられる超過渡期のものだろうが、とりあえずオフィスで使った無線lanがすげー便利じゃん、という感激で、それじゃあ街中でこれがつかえちゃったらすごいね、ということで実際につくっちゃうところがアメリカ的な気がする。社会的地位が高い人達のコンピュータやガジェットに対する興味が高い(でも技術的な理解は浅い)というのもこういうプロジェクトが進んでいく一因だろう。
記憶というのはあいまいなもので
この記事が面白い、かつ面白くないとおもったのは同じような時代を生きたことによって共有する記憶をちょっと自分と違った気分で見ているからというのと、実際の自分とは10年くらいのずれがあるので記憶の対象がすこしずれているためだ。
もっとずっとストレートに自分のあまり個人的ではないことについての記憶をたどってみる。
- 記憶のはじまり
- 一番最初に記憶に残っている年: 1979年(昭和54年)
- 1978と1979年の間に個人的な感覚の断絶がある。昔と大昔くらいの
- 一番最初に記憶に残っている年: 1979年(昭和54年)
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- 一番最初に記憶に残っている凶悪事件: 名古屋・女子大生誘拐殺人事件(1980)
- 駅の「探しています」というたて看板に貼ってあった被害者の写真を覚えている
- 一番最初に記憶に残っている横綱: 北の湖
- 一番最初に記憶に残っている夏のオリンピック: ロスアンゼルス(1984)
- 一番最初に記憶に残っている冬のオリンピック: サラエボ(1984)
- 一番最初に記憶に残っている凶悪事件: 名古屋・女子大生誘拐殺人事件(1980)
- 事件/出来事についての記憶
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- 勝田清孝事件(1982)
- これは印象が強い。名古屋・女子大生誘拐殺人事件と同じですんでいたところと近かったから印象が強いんだと思う
- 勝田清孝事件(1982)
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- 戸塚ヨットスクール事件(1979-1982)
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- 羽田の日航機墜落(1982)
- 片桐機長、逆噴射、「機長やめてください」というフレーズを近所を自転車で走り回りながら言ってた記憶があるな。
- 羽田の日航機墜落(1982)
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- ホテルニュージャパン火災(1982)
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- グリコ・森永事件(1984-1985)
- 結構あいまい。テレビで見た狐目の男の似顔絵とグリコのピーナッツキャラメルの箱。
- グリコ・森永事件(1984-1985)
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- 豊田商事事件(1985)
- なんとなくしか覚えていない。なんか見ちゃいけないような気がした。
- 豊田商事事件(1985)
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- 核戦争に対する恐怖
- 出来事じゃないけど、核の冬とか結構リアルに怖かった
- 核戦争に対する恐怖
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- イタリアワールドカップ(1990)
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- バブルとその崩壊(1980年代後半〜1990年代初頭)
- 当時中学・高校生の私にはバブル時代の景気のよさを実感したことはもちろんなくて、当時はやったトレンディドラマの世界で多少垣間見るくらいだったか。まああとソニーの映画会社買収とか三菱地所のロックフェラーセンター買収のニュースとか、東京を売ったらアメリカ全土が買えるという話とか。バブル崩壊は私が大学に入るすこし前くらいからはっきりしてきて久米宏の顔と一緒に思い出される。しかし当時の私は経済がどんな仕組みでできてるかの基礎すら知らず、「久米宏が景気が悪くなるとかいつも言ってるから皆そう思っちゃって景気が悪くなるんじゃないの」とか思ってた。馬鹿ですね。
- バブルとその崩壊(1980年代後半〜1990年代初頭)
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- 阪神大震災(1995)
- 大学の友達と地下鉄を待ちながら「なんか大変そうだねえ」と話していたな。
- 阪神大震災(1995)
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- サカキバラ事件
- すでにインターネットの時代だ。社会的な出来事はインターネットに記録されて記憶にはほとんど意味がなくなっている。かもしれない。
- サカキバラ事件
いろいろとごちゃごちゃしている
アメリカの缶コーヒーのことを以前にも書いた(id:osamu666:20060504, id:osamu666:20040322)が、最近のトレンドはコーヒー+エナジー飲料のでかい缶だ。
443ml入りでだいたい2ドルちょっと。コーヒーの風味を云々というよりはエナジー飲料にカフェインの象徴としてのコーヒーを混ぜたらもっとパワフルだぜ!と言う感じの割り切りがいい。
いい廃墟だった
先週車でぶらぶらと数日間旅をしていたんだけど途中で通過した町にいきなり素敵な感じの廃墟があった。
Mineral Wellsという町のBaker Hotel跡だ。
1972年に閉鎖されてからずっと放置されているらしい。
てっぺんのところが(゚Д゚)という感じだ。
努力家
そもそも、日本人の口からすれば不慣れでおいしくない外国米を、なかば強引に輸入する義務を押し付けたのは他ならぬアメリカです。
全輸入の半分がアメリカ産なのであり、しかも日本人の嗜好に逢わすような品質改善の努力もろくにしないのだから、在庫が増えてしまったのも閉鎖的な日本市場の問題だけではないと言えます。
”This is crazy.”(気が狂っている)と痛罵された日本のコメ政策
本題とは関係ないですが。
アメリカ(カリフォルニア)で作ってる日本人向けのコメってうまいよ。こしひかりとかいろいろ。日本食料品店でしか取り扱ってるのみたこと無いからどれぐらいの量が生産されているのかわかんないけど。こしひかりとかあきたこまちとか15ポンド(7kgくらい)で15ドルくらいから。日本の嗜好にあわせた米を作ることって、それが確実に理不尽な関税なんかの障壁なしで日本向けに売ることができるって確信がもてさえすればいろいろなところで本気でやると思うけどなあ。
なんとなくいらいらした
さてケーキを売ればいいのにというエントリーを読んで何となくいらいらしたのでその理由を考えてみる。
なんでそんなに性別にこだわるんだろう、と感じるのがまず引っかかる理由かなあ。
- やっぱり女子学生のかなりの部分から「かわいそうだ」という反応があった。
- と聞いてきた男子学生には、僕は巧くコンセプトが伝わった、その通り!と褒めたい感じ
- と書いてきたお嬢さんもいた
- この人たち(文脈からして女性たち?)の目に映るのは
- という女子たちによる吊し上げ
- 閉鎖的共同体の嫁姑関係くらい
- 彼女たちがあの特殊な疑似共同体的「バザー」に熱心なのは
結局女ってなんかあれだね、というのがそもそもの主張のように読めてしまう。というかそれが主張なのかな?
まあ、実際に「かわいそう」という意見をそれぞれの場面で述べたのは女性の方が多かったかもしれないけど、それにしてもそれは本質ではないですね。もし「経営学」の話をしているんであれば、問題とすべきはその意見そのものだからね。
そして、そもそも、「かわいそう」という意見がおかしいのかというのも疑問ですね。「経営学」を教えているというシチュエーションということは、学んでいる学生はそれをよくしらないんだろうから「百貨店はお客さんが来なくなってかわいそう」「死ぬ人はかわいそう」という部外者として直感的な感想を述べるのはそんなにおかしくないような気がする。つまるところ学生で、「競争」だとか「死にそうな人がたくさんいすぎてどうしていいかわかんない状況」なんてわかんないんだから。それを「経営学」的にはこう考えると全体的には最大のリターンが得られる、と納得させるのが授業の役割なんだろうからね。もし学生の質を嘆くのなら、回り回ってそこで授業をしている自分を嘆くことになるだけだ。
ところで、ちょっと話が飛ぶと、「経営学」だとしたらこういった直感や感情で考える人々から学ぶ、もしくはそういった人々を利用することってどんどん重要になってきてると思うんですよね。環境問題とかね。もう「効率」っていうのは必ずしも最高のプライオリティでは無いような気がする。
ソドムの120日オンデマンド
何年も前に一度見たパゾリーニのソドムの市をもう一度見てみようと思って探していて、piratebayとかのは全然共有数が少なくて落ちてこないなあと思っていると、veohというサイトで全編を1000KB/sを超えるスピードでダウンロードできたのはいいんだか悪いんだか。